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毛周期(ヘアサイクル)について

私達の髪の毛はひたすら伸び続けるわけではなく毛が作られ、伸びて、抜ける。そうして再び生えるという一連の期間をくりかえしています。
毛周期とはこの髪が生えて抜けて、また生えることを繰り返す一連の期間のことで、伸びてから抜ける過程を成長期、退行期、休止期の三っつの相に分類してよんでいます。

成長期・退行期・休止期

成長期」は二年から六年ほど続く期間で、平均的には五年程の期間が成長期として髪が盛んに伸びて成長します。この髪の伸び率は髪の生える部位や性差、環境などにも差が生じますが一ヶ月で一センチ前後ほど伸びて一年で十二センチから十五センチ程度の長さになります。
髪を伸ばし続けた場合は単純に計算しても成長期がだいたい五年なので、六十センチか七十センチしか伸びないことになりますが、髪の長さは一般的には一メールあたりが限界とされています。膝か腰辺りくらいが多いようです。

そして髪が伸びる成長期を過ぎると次に「退行期」が訪れます、退行期は二週間から三週間ほどの期間で退行期に入ると髪の色を決定する色素細胞の活動が緩やかになっていき、毛母細胞の活動も衰えていきます。

退行期が終わると最後に「休止期」になります。休止期は約三ヶ月ほど続く期間で、この相で髪の製造などの活動は完全に停止し髪が抜けていきます。軽いブラッシングなどでも抜けやすくなるので、ブラシやシャンプー後に抜けるけはほぼ休止期で抜けた毛です。

髪を育てるための器官である毛包の一つ一つで、毛周期が違うので動物の衣替えのように一度に生え変わることはなく、それぞれの髪で現在の期間が異なります。

  • 成長期 …… 髪が生える期間 だいたい二年から六年ほどで男女差があります。
  • 退行期 …… 髪をつくる活動がゆっくりになる期間で、だいたい二三週間ほどです。
  • 休止期 …… 髪の製造が止まって、抜けていく期間で、三ヶ月ほどです。

人の髪の毛は平均で十万本ほど生えていますが、その内の九十パーセント程度が成長期にあたり、残りの十パーセントが退行期か休止期で、一日で平均五十本から百本が自然と抜けています。
年齢を重ねていくと、退行期と休止期にあたる髪が増えることが判明しています。

脱毛症とヘアサイクルの関係性

脱毛症はヘアサイクルが狂う事で発症する事がほとんどで、成長期の髪が抜けてしまう成長期脱毛と成長している毛が休止期に入る事で脱毛が起きる休止期脱毛の二種類に大別できます。

成長期脱毛 …… 円形脱毛症や抗がん剤など
休止期脱毛 …… 男性型脱毛症(AGA)など

円形脱毛症や抗がん剤による脱毛症は、成長期の髪の毛母細胞の活動が停止することで成長期の髪が抜けてしまい脱毛症を起こします。

AGAの場合は、悪玉男性ホルモンによる影響で毛髪の成長が抑制されてしまい、成長期が短縮され休止期の髪の割合が多くなる事で細い毛や抜け毛が多くなる脱毛症です。

ヘアサイクルの乱れで発症する脱毛症は、毛包が生きている限りは毛が再び生える可能性が高く、例えば円形脱毛症の場合は重症度によって、原因がはっきりと分からないものもありますが、ストレスが原因となってて引き起こされている場合はストレスを除く事でヘアサイクルの正常化に繋がり、抗がん剤による脱毛症も毛母細胞の分裂が阻害されるために起こっているので、抗がん剤の使用を止めることで再び毛母細胞が活動を再開すると考えられ、AGAの場合も、悪玉男性ホルモンの影響によるものなので原因を除いたり阻害する事で、成長期が元に戻り髪の成長が掣肘されることなく太くしっかりと育つ可能性があります。