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毛母細胞の構造と仕組み

毛母細胞とは、髪や毛根鞘の素となる細胞です。
毛母細胞が分裂や分化、増殖を繰り返す事で毛の素が作られていきます。作りたての食パンが柔らかいのと似ていて、毛もできたてはまだ柔らかい毛母細胞のままです、そこから次にできた細胞が押し上げていき皮膚からでてくるまでに角化と呼ばれる硬い毛になって毛母細胞が死にます。

場所と構造

毛母細胞は毛根の基部である毛球部の構造体の一つで、毛球の底に存在しています。毛母細胞は司令塔となる毛乳頭をくるむような形で、毛乳頭から栄養や酸素を受け取っています。

毛母細胞は毛の素だけでなく、毛を守る為の毛根鞘と呼ばれる。一種の梱包用シートのようなものも作っています。これによって柔らかい毛が包まれて皮膚からでてくるまで安心して角化ができるようになります。

毛母細胞の活性化

髪が成長する成長期、活動を緩めるの退行期、活動を止める休止期とヘアサイクルがあります。詳しくはヘアサイクルの項目に書いていますが、この成長期は髪がもっとも伸びる期間で環境や個人差、発毛部位にもよりますが一ヶ月で一センチ前後伸びるといわれているほど、活発に活動をしています。

骨髄の細胞のように分裂速度の速い毛母細胞は、細胞の分裂を阻害や抑制する効果のある抗がん剤などの薬の影響が受けやすく、とくに頭髪は他のまつげや鼻毛に比べると成長期の毛が多いのでヘアサイクルが乱れると顕著な脱毛があられる事も多いです。

毛母細胞は夜型でもあるので、二十二時から二時ごろまでは活動が活発になるとされています。髪は成長期にあたる髪の毛が多く九十パーセントが成長期にあたるといわれています。

日本で発症者の多い男性型脱毛症(AGA)では、男性ホルモンが髪の成長指令だす毛乳頭にちょっかいを掛けているので、髪の製造が抑制されて脱毛症や薄毛などがあられます。