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瀰漫性脱毛症(びまんせいだつもうしょう)とは?

瀰漫性脱毛症とは、女性特有の脱毛症の一つです。
脳下垂体で分泌されている卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体刺激ホルモンなどのホルモンの分泌が低下する、ホルモンの分泌異常から発症すると考えられ、通常は女性にしか見られない脱毛症です。

瀰漫性脱毛症の「瀰漫」は症状のでる箇所が一箇所ではなく、広範囲に広がっている事を指しています。その意味の通り、円形脱毛症や男性型脱毛症のように特定の脱毛形態がなく頭部全体で徐々に脱毛が起きるのが特徴です。

発症はホルモンバランスの崩れやすい閉経時期の女性が多く、ピルを服用していた女性が薬の摂取を止めた場合にも脱毛症がみられることがあります。
分娩後の女性にも数ヶ月ほど脱毛症があわれますが、これはエストロゲン(女性ホルモン)の分泌量が減少したためと考えられ、瀰漫性脱毛症の一つと言えます。

ホルモンバランスの崩れが主な原因と考えられているため、ストレスやダイエットなどが脱毛の起因になる可能性もあります。
例えば、過剰なストレスを晒されたり、昼夜逆転の生活スタイルや睡眠不足などは自律神経やホルモンバランスの乱れを起こす可能性があります。そのほかに極端な食事制限によるダイエットは髪が栄養不足になる原因です。

慢性休止期脱毛症

頭皮全体が脱毛や薄くなると、全てが瀰漫性脱毛症とまとめてしまう方がたくさんいますが、もう一つ似たような脱毛症が存在します。

「慢性休止期脱毛症」という脱毛症で原因はわかっていませんが、「瀰漫性脱毛症」と同じように女性のみが発症し、頭部全体の髪が減少する脱毛症です。

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毛髪には髪が生えて伸びる「成長期」成長を緩める「退行期 」成長を止めて抜ける「休止期」の三つの段階があります。

普通の状態の頭部の髪はだいたい九十パーセント程度が成長期ですが、この成長期の髪が減り、休止期にあたる髪の割合が増加することで髪全体が脱毛を起こし、ボリュームが減ります。完全に脱毛する例は報告されてはいないので、ほとんどの場合は髪が減ることのみが起きます。
脱毛の症状が軽くなったり、重くなったりを繰り返して数年ほど続くのも特徴の脱毛症です。

原因などが分かっていませんが、ミノキシジルという男性型脱毛症の治療に使われている塗り薬が、ある程度有効とされています。

ミノキシジルは髪が生えるための、毛髪の製造の指示を行なう毛乳頭に働きかける薬で、医療機関などで購入できるので、医師との相談が必要です。