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髪が伸びる仕組み

私たちの毛髪は皮膚から出ている毛幹と皮膚の下にある通常は見えない毛根の二つの部位に分けられ、一般に「毛」と呼ぶ場合のほとんどは毛幹を差しています。

毛幹 …… 皮膚から出てる部分
毛根 …… 皮膚の下に埋もれている部分

毛根の一番下には丸い玉状の毛球部があります。毛球部の底は窪んだ構造になっていて、この窪みに毛乳頭が存在しその周りを毛母細胞が覆っています。

工場のようなもの

毛球部は一種の工場のようなもので、毛球部という「毛髪の製造ライン」があり、そこでは毛髪の製造から生産計画などを一括で行なっている場所だとイメージすると分かりやすいかもしれません。

この製造ラインの指揮にあたる存在が「毛乳頭」です。毛乳頭は周囲の毛細血管から毛髪の材料となる栄養を受け取り、製造を行なう「毛母細胞」へ生産司令と栄養(材料)の受け渡しを行います。

毛母細胞は製造を担当しています。毛母細胞が絶えず分裂と分化、増殖を繰り返し続けることで毛髪が上へ上へと伸びて成長します。
毛髪は毛母から作られたばかりだと柔らかく、上に行くに連れて角化と呼ばれる現象によって硬毛へと変化します。

AGAはこの毛乳頭(リーダー)の邪魔をすることで、製造を休みにしています。


角化が終わって、毛髪が皮膚から出るまでの間に保護をするための毛根鞘も毛母細胞で産生されています。
ヘアサイクルの項でも書いていますが、何事もなければ成長期では約五年もの間この製造を繰り返し続けてることになります。また、蛇足になりますが毛母細胞は人体の中で最も速く分裂する細胞の一つだそうです。

髪の色も毛球部で決まります。

毛髪が作られる最に髪の色を担当している色素細胞(メラノサイト)が色素を、織り込むことで毛髪の色が決定します。
色が着けられたまだ柔らかい軟毛が、角化するまでしっかりと保護する為にさきほどの毛根鞘に包まれて送り出されます。

毛根鞘は毛根に触れている内毛根鞘とその周りを包む外毛根鞘の二層構造でできていて普段は皮下にあるのでみれませんが、毛髪を引っこ抜くた際などに半透明の細長くて白い物がついてくることがあります、これがたいていは毛根鞘です。

髪の素は分裂した毛母細胞ですが、角化が終わった時点で死んでしまいます。また毛根が成長して皮膚からでると毛根鞘は勤めを果たしてフケとして排出されます。

  • 毛乳頭細胞 …… 生産指令、材料の受け渡しなどをするリーダー相当
  • 毛母細胞 …… 毛髪のコアを担当し、鞘や髪本体の製造をしている
  • 毛根鞘 …… 容器のようなもの。内部梱包と外部梱包の二層構造
  • メラノサイト …… 髪の色決めている細胞
  • 毛球 …… 毛髪が作られている場所
  • 毛包 …… 毛根を包んでいる器官で髪の成長にかかせない